“一瞬一瞬が、その場にあるすべてが、ふたりらしい。”
今まで二人で大切にしてきた時間・場所・モノに、結婚式という一日が加わる。
挙式場へ出発する前のひと時
二人が披露宴の場所として選んだのは、京都の和の迎賓館として100年近い歴史を持つ料亭「岡崎つる家」。
静かな廊下。どこを切り取っても、絵になる。
晴れ渡る空から、サーっと降り出した雨。
縁起の良いとされる雨、「狐の嫁入り」。
雨で清められたようにより一層美しく、輝きだす緑。
素敵な一日が始まる予感。
出発前に二人で写真撮影。
一日が始まったばかりで、どこかぎこちなくお互いを見つめる表情も愛おしい。
挙式
挙式の舞台は、世界遺産「下鴨神社」。
長い長い歴史を紡いできたこの神社のように、二人の夫婦としての歴史も、
ここから始まる。
どこまでも晴れ渡る空。
朱の鳥居と、糺の森の新芽の緑と、まぶしく輝く白砂。
丁度桜も満開。
二人の大切に、「場所」だけでなく「季節」も加わった瞬間。
挙式の時間は、二人と、家族の心に刻み込まれる。
会食
二人を囲んで、何も気取らない家族とのひと時。
この日の為に作った、特製のプロフィールブック。
表紙の文字は、新婦のお母様が書いてくださった「結」の一文字。
自分の大切な家族をお互いの家族に紹介する。
二人が絆を結んで、それが家族同士の絆を結ぶことに繋がる。
二人らしく、かしこまらず。等身大でありがとうの気持ちを伝える。
随所にこだわりが詰まっていて、
おもてなしの気持ちが詰まっていて、
大切にしたいという気持ちが詰まっている。
結婚式を挙げた今日という日、一瞬一瞬が、「ふたりらしさ、」て溢れている。
装飾
二人が大切にしているコレクションを装飾に織り交ぜて。
和の空間と、アンティークな小物、そして真っ赤なダルマ。
ちぐはぐに思えるものも、うまく溶け込んで、
二人にしか作れなかった空間に。