心に棲まう三つの猛毒

photographerの人見です、少し語ります。

仏教では、人は心の中に貪（とん）・瞋（じん）・痴
（ち）という三つの猛毒を持っていることが解かれてい
ます。
貪（とん）　とは　欲
瞋（じん）　とは　怒り
痴（ち）　　とは　愚かさ
普段は大人しくしているけれど、有事のときに暴れだし
猛毒となる。
昨今の状況においては、詳しい説明はなくともどういう
ことかなんとなく想像できます。
「一番怖いのは人間だ」ってやつですね。
しかしながら、この言葉を聞いて思うのは、
仏教とは実はとても科学的な教えなんだなー、
ってことです。
ここで言う科学的というのは、分解して分析して原因を
見つけて対策を考えるという意味でです。
こういった明確な言葉は拠り所になりますね。（漢字は
難しいですが。）
自分への問いかけができる。
言葉の力。
こういうのを知って活用することを知恵っていうんでし
ょうね。
精進精進。