大好きなおばぁちゃん♡

こんにちは＾＾ウェディングプランナーのASUMIです＾＾

今日は先日の結婚式でのエピソードを少しお話したいと思います☺️

先日の新郎新婦様は、ご入籍のタイミングがコロナ禍だった為、

結婚式を考えておられませんでした。

新婦様は小さい頃から、「大好きなおばぁちゃんに花嫁姿を見せたい！」

という強いお気持ちがあったのですが、コロナ禍ということ、

また、おばぁ様が高齢の為、沢山の人が集まる場所には呼べないという

お気持ちから、結婚式はやらないと決めたそうです。

ですが、昨年、そんなおばぁ様が体調を崩され、新婦様の中で、

どうしても後悔したくない！というお気持ちになり、新郎様、両家の親御様と

ご相談の結果、ご家族のみでのご結婚式を挙げることとなりました。

どうしてもコロナウィルスがご心配ということでしたので、

お食事は行わず、挙式セレモニーのみを行うことになりました。

せっかく挙式を行って頂くのであれば、挙式の中で少しでも思い出に残ることを

沢山盛り込みましょうとお話し、おばぁ様、ご家族との思い出のお写真で

アイルランナーを作成、おばぁ様への感謝のお手紙朗読、記念品の贈呈、

新婦様の身につけておられたアクセサリーは、おばぁ様から、お母様へ

そして、新婦様へと受け継がれたものでした。

新郎様との仲睦まじいご様子をお届けできるよう、ケーキカットの演出や

お二人のこれまでの思い出をムービーにまとめ、

ご家族での温かいお時間をお過ごし頂きました。

新婦様からは、「こんな素敵な時間になると思っていなかったです。

小さい頃からの夢が叶いました。私の気持ちを尊重してくれた

彼と、家族に感謝します」とのお言葉が。

また、おばぁ様からは、「可愛い孫のこんな姿を見たいと思っていたけれど、

コロナ禍になってしまい、もう見ることはできないと諦めていました。

孫が素敵な旦那さんと一緒になれただけで良いと思っていたんです。

だから、こんな素敵な結婚式をしてもらえるなんて本当に幸せです。

ありがとう。」というお言葉を頂きました。

沢山の不安がある中、本当に行って良いものか。

何度も迷われ、何度もご相談を重ねてきました。

大切な人との時間だからこそ、慎重になる。そんな時期であり、

私も迷いが無い訳ではありませんでした。

ですが、新婦様のお気持ち、どうすれば一番後悔のない形をつくれるのか

という事を一番大切に、相談し準備を進めることとなりました。

こういった様々な気持ちがあり、結婚式はつくられています。

そして、改めて結婚式は偉大だと、心から感じ、どういった状況の中でも、

新郎新婦様、ご家族の皆様のお気持ちに寄り添い、

一番良い形でのお手伝いがしたいと思う瞬間でした。

現在、ご準備を進めてくださっている新郎新婦様、

これからお式をご検討される新郎新婦様、どんな些細なことでも

ご遠慮なくご相談くださいね＾＾