「正しく恐れる」ルパン三世
フォトグラファ―の人見です。
今日は僕がアシスタントだった頃の話です。
撮影に行くのが怖くて怖くて仕方がないので、写真とは
関係のない仕事をしている友人に相談したことがありました。
すると「ルパン三世はなぜ失敗しないかわかるか?」と返してきました。
「ルパンは、こういう場合にはこうするという対策を7つしてあって、だからいつも余裕の笑顔で切り抜けてるんだ。だからお前もそうしたら?」というのです。
なぜ7つと言い切ったのかはよくわかりませんが、とにかくそれからというもの「こうなったらこうする」ばかりを考えていました。
もしカメラが壊れたらどうするか?バッテリーが切れたらどうするか?標準ズームレンズが壊れたらどうするか?現場に行く道中でエンストしたらどうするか?
ネクタイ締め忘れて現場入りしてしまったら?スーツとジャ ケットとパンツをチグハグに着てしまってたら?、、
最悪な状態を想定し準備できるようになると、だんだんと怖さが削ぎ落とされているのがわかりました。不安な箇所もまだあるのですが、何が不安かがわかっている状態です。多分、「正しく恐れる」というのはこういう感じのことだと思います。
しかし。
まったく想定していなかったことはやはり不安になります。
浅い想定しかしていないのも、不安がぶりかえしてきます。
そんなことばかりの昨今ですが、時代の大きな転換期に生きていることを前向きに捉えて、ただしく恐れながら進んでいこうと思います。
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